CSRの生成(Tomcat)

キーストアファイルとキーペアファイルの生成


(1) keytoolコマンドを起動して、キーストアファイルとキーペアファイルを作成します。

# keytool -genkey -alias <Webサーバ証明書のエイリアス名> -keyalg RSA -keysize 2048 -keystore <キーストアファイル名> -dname <発行される証明書のSubjectName>
  • 下記表の「詳細」から使用可能文字や注意点をご確認ください。
  • * 印があるものは必須項目です。
項目 意味 詳細
* CN ・サーバーのFQDN(サブドメイン+ベースドメイン) パブリックWebサーバ証明書 EINS/PKI for EDI
OU ・申請組織の部門名
※パブリックWebサーバ証明書の場合は指定しないでください
* O ・申請組織の商号(正式な英文表記)
* L ・申請法人の本店所在地の市区名
* ST ・申請法人の本店所在地の都道府県名
* J ・ISOコード(「JP」固定)

入力例:

 # keytool -genkey -alias einspki -keyalg RSA -keysize 2048 -keystore /your/keystore/filename -dname “CN=www.einspki.jp, O=INTEC INC., L=Toyama, S=Toyama, C=JP”

(2) プロンプトが表示されたら、パスワードを入力してください。


Enter keystore password: ******** ← パスフレーズを入力します(実際には表示されません)

(3) 確認入力を促すプロンプトが表示された場合は、同じパスワードを再入力してください。


Re-enter new password: ******** ← もう一度パスフレーズを入力します(実際には表示されません)

ここで入力したパスフレーズは、CSRの作成やSSLサーバの起動の際に必要になります。
忘れないように大切に管理してください。

(4) プロンプトが表示されたら、 何も入力せずリターンキーを押下してください。

Enter key password for (RETURN if same as keystore password):

(5)  (1)で指定したファイル名で、キーストアファイルが作成されます。

※作成されたキーストアファイルには、セキュリティ上最も重要な情報が含まれています。かならず、別の媒体にバックアップしてください。また、Webサーバ上にて適切なアクセス権限を付与してください。
メールで送付するなど、外部への流出することがないように充分にご注意ください。


CSRの生成


(1) keytoolコマンドを起動して、CSRファイルを作成します。


# keytool -certreq -sigalg SHA256withRSA -alias <Webサーバ証明書のエイリアス名> -file <CSRファイル名> -keystore <キーストアファイル名>

入力例:

# keytool -certreq -sigalg SHA256withRSA -alias einspki -file server.csr -keystore /your/keystore/filename

(2) プロンプトが表示されたら、パスワードを入力してください。

Enter keystore password: ******** ← キーストア作成時に指定したパスフレーズを入力します

(3)  (1)で指定したファイル名で、CSRファイルが生成されます。

Web申請ページより、CSRの送付とサーバ証明書の発行申請を行なってください。