CSRの生成(Microsoft IIS 6.0)更新
CSRの生成
このページでは、既に証明書をインストールされているWebサーバに対して、 証明書の更新用にCSRを作成される場合の方法について説明します。
証明書を新規でインストールするためにCSRを作成される場合の手順については、こちらをご参照ください。
(1) [スタート]メニュー→[管理ツール]→[インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]を選択して起動します。

(2) 「証明書更新作業用の仮想Webサイト」で右クリックし、プロパティを表示します。
ご注意:Webサーバ証明書の更新を行う場合 |
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IISの仕様のため、稼動中の本番サイトでは更新用のCSRが作成できません。 このため、証明書を更新するための仮想サイトを一時的にセットアップし、 その作業用仮想サイトで下記の手順を行ってください。 (作業用の仮想サイトは、起動せずに停止したままでかまいません。) |

(3) [次へ]をクリックします。

(4) [証明書の新規作成]を選択して、[次へ]をクリックします。
ご注意 |
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IISの仕様のため、稼動中の本番サイトでは更新用のCSRが作成できません。 昨年セットアップした作業用仮想サイトを流用した場合は[証明書の新規作成]が選択できません。 [現在の証明書を削除する]を選択して証明書を削除し、もう一度サーバー証明書ウィザードを起動しなおしてください。 |

(5) [証明書の要求を作成して後で送信する]を選択し、[次へ]をクリックします。

(6) 「名前」の欄に任意のキー名を入力します。 ビット長は「2048」を選択します。「SGC証明書」はチェックしないでください。 入力後、[次へ]をクリックします。

(7) [組織]以下の項目について、次の注意点をご考慮のうえ入力ください。
(※既存の証明書と同じ値を設定してもかまいません。)
- 半角英数字で入力してください。
- CSRに記載する文字種をこちらにて確認いただき、指定以外の文字種は使用しないでください。
- * 印があるものは必須項目です。
入力項目 | 入力内容 | 入力例 |
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組織 * | 申請組織の商号(正式な英文表記) 省略形(短縮形)は不可(ただしCo.Ltd.やInc.など組織体の省略は可) 64文字まで |
INTEC INC. |
部門 * | 部門名(英文)の文字列 64文字まで ※パブリックWebサーバ証明書の場合、入力された値は証明書発行時に削除させていただきます。 |
PKI Support |

入力項目 | 意味 | 入力例 |
---|---|---|
一般名 * | WebサーバーのFQDN(サーバー名+ドメインネーム) 64文字まで |
www.einspki.jp |

入力項目 | 意味 | 入力例 |
---|---|---|
国/地域 * | ISOコード(2文字) JP固定とします |
JP |
都道府県 * | 申請法人の本店所在地の都道府県名 64文字まで |
Kanagawa |
市区町村 * | 申請法人の本店所在地の市町村名(東京23区のみ区名) 64文字まで |
Yokohama-Shi |

(8) CSRの出力先として、任意のディレクトリ・ファイル名を入力して[次へ]ボタンを押します。

(9) 入力情報を確認し、問題がなければ[次へ]ボタンを押します。

(10) [完了]をクリックします。

(11) (8)で指定したファイル名で、CSRファイルが生成されます。
サーバ証明書のWeb申請ページより、CSRの送付とサーバ証明書の発行申請を行なってください。
※Microsoft IIS はアプリケーションの仕様上、証明書のインストール前に秘密鍵のバックアップを取れません。
※証明書をインストールするまでは保留中の要求を絶対に削除しないでください。